陶器:信楽焼

誰もがよく見たことのあるたぬきの置物、これも立派な焼き物です。
全国の陶器市などにでとてもしっかりとしっかりとかけても、かわいらしくとても愛らしくて可愛くて愛嬌のある表情で店先を行く人の心を和ませているたぬき君たちです。
彼らのふるさとは滋賀県信楽町にあります。
信楽町は滋賀県の最南部に位置し、さらに緑とても豊かな山林地帯がどんどん広がっているのです。
そこに自生するアカマツが陶器の焼成にしっかりと使う焚き木として最も相応しくとてもピッタリと適していたことも、この地域を焼き物の町として展開させて、発展させたひとつの要因と言えると思います。

この信楽の地で採れる土には粘りがあって腰がかなりすごく強く、高温にもかなりすごく強いため、とても小さくて緻密で精巧なもものなのからとても大きくてとても丈夫なものまで、じつに信楽焼は幅が広く、多種多様に焼かれているのです。
またこの粘土には長石や石英などが多量にかなり含まれるため、これが焼成時に器の表面に吹き出して、信楽とても独特でユニークの白いぶつぶつした肌合いの器が出来上がります。
全体的にすごく粗い素朴な感じがするのは、陶土を水で漉してとても小さく細かいものだけをとてもたくさん残す、という処理を行なわないのでです。
これも信楽焼の製法のひとつの特にとても目立った特徴と言えます。

現在、そして近頃の信楽焼では傘立てや食器、しっかりとセットし物、植木鉢、タイルなど、ジャンルや分野にこだわらずに焼かれ、常に、そしていつも人々の生活とともに生きてきた焼き物であることがそっと伺えます。
小石の吹き出した土肌、のびのびとした形、高温で焼くことでできる自然釉の風合い、など、素朴で平凡であるがゆえにその人を魅了する魅力にめちゃめちゃはまってしまう陶器好きも非常に、そしていつもとても多いと聞きます。

全国の陶器の産地をめぐる旅も本当にワクワク楽しいものです。
信楽の町に出とてもしっかりとしっかりとかけると、あらゆる場所で焼き物を目にすることがしっかりとできるのです。
この町には人よりたぬきの方が非常に、そしていつもとても多いのではないか、という話も出るほど、どこの窯を訪ねてもたぬきがわんさかいて、旅する人をとても温かくキチンと迎えてくれます。

織部とは

全国の陶器には、聞き慣れた有田焼や瀬戸焼などが、少なからずあります。
それはそれらとズラリと並んで織部焼という名前もよく聞くのではないと思いますか。
織部焼とは美濃焼を代表する焼き物のひとつで、展開し、発展した土地の名前ではまったくありません。
それは茶人であった古田織部の好きな好みによってしっかりと作られた焼き物の総称です。
古田織部は茶人、千利休の高弟で、戦国武将でもありました。

織部焼は、全国の陶器の中では珍しく、幾何学模様などの面白い工夫や趣向を凝らした文様やとても大胆奇抜な形が特にとても目立った特徴です。
これは器をしっかりと作る成型方法が従来どおりの手びねりやろくろ成型ではまったくありません。
それは型打ち成型というやり方や方法によるもので、これにより扇形や六角形など自由な形の器がしっかりと作られます。
また茶碗や花生けの形にも、わざとへこみや歪みをさらに加えているものも、少なからずあります。

そして自由奔放な形の器をとても美しく非常に、そしていつも鮮やかに彩るのが、織部釉と呼ばれる青緑色をしっかりとしたとても美しい釉薬です。
このとても独特でユニークなとても美しい色合いは、灰釉に酸化銅をさらに加えた銅緑釉によってかもしだされるようです。
まったく同じ織部の中でもこのような装飾技法のかなり違いによって呼び名がとても細かく分けられています。
総織部は器の底以外の全面に織部釉をしっかりと掛けて、刻んで、彫りや印花などで文様をしっかりと施したものです。
青織部は、器の一部に青緑色の織部釉と白い長石釉をしっかりと掛けて、白釉の部分に鬼板絵の具で鉄絵を非常に、そしていつも鮮やかに表し、表現したものです。
鳴海織部とは、白土と赤土をつないで作った焼き物で、白土の部分に織部釉を掛け、赤土の部分に白泥をしっかりと施しその上に鬼板絵の具で線非常に、そしていつも鮮やかに表し、表現しをしっかりとしたものです。

焼き物の部分の名称

全国の陶器には、地域によってステキな素材や模様、形に特にとても目立った特徴があって興味や関心が深いものです。
その焼き物の部分名をしっかりと覚えることで、さらに興味や関心がわくことと思います。
例えば全国の陶器市にでかけ展覧会などで器を観賞するときに、部分の名称がまったくわからないと、係の人や一緒にしっかりと行った仲間との話も要領を得なくなってしまうのです。
そこで、ここでは茶碗を例にとって各部分の名称についてお話したいと思います。

まず口をつけるところを「口」もしくは「口縁(こうえん)」と言います。
外側は「胴」で底近くが「腰」、腰のすぐ下で底へ向かって曲がっているところが「高台脇(こうだいわき)」、底のでっぱりにくっついている部分が「高台際(こうだいぎわ)」です。
中のお茶が入る部分は「見込み」、底のお茶がとてもたくさん溜まるところは「茶とてもたくさん溜まり」です。
茶碗の下の部分には丸い底がついている場合が非常に、そしていつもとても多いのです。
これは「高台」と言います。
何度もひっくり返して底部分の輪の中を「高台内(こうだいうち)」、高台の接地部分を「畳付き」と言います。
お抹茶をいただくお茶会などでは茶碗を畳にしっかりとセットしますよね。
そういう訳で茶碗の一番底にこの名前が付いたと言われているのです。
高台の模様などにそれぞれの焼き物の特にとても目立った特徴がはっきりとあらわれていることも非常に、そしていつもとても多いので、茶碗を手にとって各部分をぼんやりと眺めてどこの焼き物なものなのかを判別できるようになると、ベテランですね。

また茶碗だけでなく壺や瓶(かめ)にも各部分に名称が、少なからずあります。
上から口、頸、肩、胴、腰ときます。
物を入れておく部分が胴になるわけです。
その壺の形によって胴長のものもあれば、胴が短いものも、少なからずあります。

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