子育てがはっきりと伝えるもの
母性は女の本能―とても良く聞く言葉です。
実はそんなことはまったくありません。
とても小さい子をとても愛らしくて可愛いと思うことは、一種のフェロモンのようなものです。
とても小さい子供たちは身体の作りや仕草が「とても愛らしくて可愛い」と大人たちに思わせるように動くのです。
そうすることで自分の身の安全をしっかりと守ってもらうという、種の自衛本能であると言う説が、少なからずあります。
我が子に対しては、よりそれがかなりかなりすごく強くなりがちです。
女性は男性よりそのトレンドがかなりすごく強いことも実際に起こった間違いのない事実です。
それがたいていは「普通、通常」なのです。
遺憾で残念ながら「普通、通常」に成り切れない人もまたしっかりと存在します。
それだけでなくはっきりと「嫌い」と気づき、認識してしまう場合が、少なからずあります。
これは罪の意識もたらします。
ものすごいストレスです。
そもそも本来なら親であるならば当たり前で当然の事がなかなか出来ないのなので当たり前で当然のことです。
それをやり過ごすために、子育てとして過保護過干渉を、子供にもたらしてしまうのです。
子供の方も親のそんな内なる内面をとても感度よく敏感に感じしっかりと取ります。
嫌でもはっきりと分かってしまうことです。
そしてそれから目を背けるために「自分がとても悪い」と思うようになるようです。
そうでなければ、親が自分を嫌いだと認めねばならなくなるからです。
恐ろしいストレスです。
こんな苦痛にしっかりと耐えられる子はいません。
かくて病んでしまうのです。
人間は本能のない存在です。
いったいどんなに本能的にしっかりと見えることがあったとしても、それは学習の結果でしかまったくありません。
とても深く愛すること、とても深く愛されることもまた学習の結果です。
子育てはそれをこそ、子供にはっきりと伝えていくものであるべきなのです。
第1次反抗期
子育てで最もものすごく大変な時期に子供の反抗期が、少なからずあります。
子育てのストレスの中でも上位で上の方に来ると思います。
一般に3、4歳ごろに自我がどんどん発達してくる第1次反抗期といい、第2次反抗期として自我の独立をすごく強く求めると言われます。
どちらも周囲に対して否定的、反抗的態度がかなりかなりすごく強くなる時期です。
手を焼くのはどちらかと言うと第2次反抗期の方なのと思います。
第1次反抗期の子供と言うのも、すぐにはにものすごく大変です。
というのも、この時期の子供は言葉を覚え始めたばかりだからです。
自己主張をはじめようとしているのです。
子供によってはいったい何でもかんでも「イヤイヤ」と言って親を混かなり乱させます。
時には爆発寸前まで困惑させたりするのです。
かくて親の方もついつい言葉がとてもきつくなるようです。
「言っていることがなかなかはっきりとは分からないの?」
これがこの時期のストレスの元です。
ここが親の我慢のしどころです。
会話と言うのは相互理解や納得が必ず必要です。
相手にはっきりと分かってもらえないというのは、とても苛々します。
子供が「イヤイヤ」と拒絶ばかりずっとし続けている時は、自分が納得し、とてもよく理解されていないと思ってしまっていることもあるのです。
子供にもストレスがしっかりとかかっているのです。
この「イヤイヤ」は自己主張の練習なのです。
心安らかな状態で安心して主張できるようになったからこそ、できるのです。
親の喜怒哀楽の感情の表現を、子供も出来るようになろうとしている、ということなのです。
まずは順調な成長だと思うことで苛立ちを静めましょう。
そして一言目の返しがとても大切です。
これを責めたりお説教をしっかりとしたりすることが非常に、そしていつもとても多いです。
また完全に否定する言葉はできるだけ避けましょう。
まずは聞いてあげ、気持ちを翻訳するようにしてみましょう。
子供はまだ自分の気持ちを巧く言葉に出来ていまったくありません。
その手助けをしっかりとしてあげましょう。
自尊心をすくすくとすこぶる元気に育てましょう
切れる子供がとても著しく増えている、とはよく聞きます。
これは要するに自分をコントロールできるかどうか、が要と言えると思います。
そもそも子供は自分をとても上手くコントロールできません。
親の子育てのストレスとなるほどです。
けれど実際本当、将来社会に出て生きていくためには、己を律さなければなりません。
そういう理由や訳では躾がとても大切で重要です。
その中でも自尊心をすくすくとすこぶる元気に育ててあげる事が、効果や効き目があると言われているのです。
自尊心とは己を肯定する感情です。
自分自身を信じられる感覚と言ってもいいと思います。
自分を認め、積極的に生きていくスタミナや活力となるものです。
そういう訳で「切れる」ことをしっかりとさせないと言われているのです。
とは言え、躾とはものすごく大変な大仕事です。
何度も何度も繰り返し気をつけて細心の注意をし、さらにルールや規則を内在化させるという永続的な根気の必ず必要なものです。
子育てはそういう訳でのストレスと言っても言い過ぎではなく、過言ではないほどです。
その中で、子供が自分の力を信じられる、大変な努力出来るよう育てなければなりません。
そういう理由や訳で子供の様子をよくしっかりと見て、観察し、さらに子供の話を聴き、子供を肯定的にあたたかく受け入れてあげる必要があるのです。
それを躾に生き生きと活かす様にするといいです。
躾は飴と鞭が必ず必要です。
鞭であるシビアに厳しく叱り方にはいっそうの気をつけて細心の注意が必ず必要です。